そういった悩みを解決するために、本記事では法人の方がポケット型Wi-fiを選ぶときのポイントや、個人向けのポケット型Wi-fiでの対応可否について解説していきます。
記事の後半ではおすすめの法人向けポケット型Wi-fiも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
まず、法人向けのポケット型Wi-fiを選ぶ際に最低限意識する必要がある項目は主に以下の4つです。
端末はレンタルか購入か
順番に解説していきます。
法人契約では、支払いサイクルや銀行の兼ね合いなど、できるだけ多様な支払い方法かつ柔軟な支払いサイクルであることが理想で す。
「請求書払い」や「指定銀行による口座振替」など、ご自身の会社が希望する支払い方法が可能かをチェックしておきましょう。
また、社員数に応じて10台、20台、100台以上と契約する場合、複数回線を一度に支払いできるようにしておく必要があります。
新規契約をする上で、月額は安くできることに越したことはありません。
ただ、月額の安さに惹かれて契約してしまい、使用できるデータ容量が少なくなってしまうことは避けたいです。
無制限に使えうことができれば安心ですが、実際には100GBもあればほとんどの方が十分でしょう。
動画やテレビ電話を利用しないのであれば、20〜30GBでも十分足りるかと思います。
自分が必要そうなデータ容量を予測し、その中でできるだけ月額の安いキャリアを選びましょう。
キャリアによっては「1年だけ安い」場合や「初月のみ安い」場合があります。また「36ヶ月間契約することで、本体代金が実 質無料に」などがあるため、契約内容はよく確認しましょう。
また、企業の機密情報の漏えいや、不正アクセスからデータを保護するための機能が付いている機種を選ぶことも大切です。
セキュリティの確保に関しては、固定IPに対応している機種がおすすめです。VPNを使用することで安定した通信環境が維持でき、接続失敗に悩まされることがなくなります。
さらに、デバイス管理ツールが搭載されているポケット型Wi-fiもおすすめです。データ通信料や所在情報の確認、利用時間の制限が可能になることで、機器の更新時期・利用状況等を一元管理できるようになります。
これらを見直すことで、業務データの安全性や管理コストの向上を目指すことができるかもしれません。
ポケットWiFiを契約する場合に忘れられがちですが、毎月の料金の他にWiFiルーター本体の代金がかかります。
WiFiルーターの本体の端末代金を、最初に支払うのか?分割で払うのか?レンタルなのか?をよく確認しましょう。
多いパターンが「⚪︎カ月使ってくれたら実質無料」というものです。決められている期間(2〜3年が多い)、そのキャリアを使うことで同額の割引が適応され、ルーター本体代は支払わずに、購入できるものです。
この場合、期間の途中で解約すると本体代金の残債(数万円になることも)がかかるため、事前にチェックしておきましょう。
ここまで法人向けのポケット型Wi-fiの選び方のポイントを見てきましたが、個人向けのポケット型Wi-fiでは代用できないのか?と考えられた方も少なくないでしょう。
結論、法人向けと個人向けのポケット型Wi-fiの基本的な機能は同じです。ただ、個人向けのものを会社で使用する場合には、以下の3つの注意事項があります。
複数回線の契約可能数
支払い方法の選択肢が少ない
これらは個人向けのポケット型Wi-fiと法人向けのポケット型Wi-fiの決定的な違いとなる部分ですので、しっかりと確認しておきましょう。
法人対応する際に最も重要なのが「ひとつの名義で複数回線の契約ができるか?」です。
個人向けのポケット型Wi-fiの場合、不正利用などの観点から、ひとつの名義での契約数が5件〜10件に制限されているのが普通ですが、法人によっては、社員の人数分のポケット型Wi-fiを契約するなど、10回線以上の契約が必要なことは珍しくありません。
必ず各キャリアの契約数制限と、会社で必要なWifiの契約数を照らし合わせるようにしましょう。
個人対応のポケット型Wi-fiの場合、支払い方法は「クレジットカードのみ」のように限定されている場合がありますので、自社の支払い方法に合ったキャリアを選択することが必要です。
個人向けで契約したポケット型Wi-fiを法人用(ビジネス用)として使うこともできます。
しかし、「契約台数」や「支払い方法」などを考えると、法人対応の窓口やホームページが設置されていて、各企業のWi-fi使用に関する規定に合わせて柔軟に対応できるようなサポートのあるキャリアが安心できます。
正直、法人向けのポケット型Wi-fiは何十社もあり、全てを紹介しきれません。
サービス内容も似通っており「他社にはない独自のサービス!」とかもほぼありません。
そこで、ここでは本サイトが厳選したおすすめ3社を紹介します。
この3社のどれかを選べば後悔することはないでしょう。
カシモWiMAXは、個人向けのポケット型Wi-fiでも人気のキャリアです。
初月が特に安く、それ以降ずっと4,818円という一定料金で使える点が魅力です。
端末代金は27,000円程度ですが、36カ月使い続けることで実質無料となります。35ヶ月以下で解約すると端末の残債がかかる点には注意です。
請求書払いにも対応し、1台からでも契約できる点も嬉しいです。
楽天モバイルは個人向けスマホで人気を集めていますが、法人向けポケット型Wi-fiも扱っています。
上記の「カシモWiMAX」などと違い、データ通信を3GB/7GB/30GB/使い放題と選べる点にあります。使用できるデータ量を少なめにし、予算削減を狙うことができます。
もちろん請求書払いや指定口座への振込払いにも対応しています。
通話プランも利用する場合は「Rakuten Link Office」というアプリを利用することで通話料金を0円にすることも可能です。
ロケモバW-iFiは、IoTコンサルティング株式会社が運営するポケット型Wi-fiサービスです。
なんといってもルータ端末の無償レンタルが魅力です。
また、100GBという大容量が使えて2,838円というのも大きな魅力です。正直、一般的な使い方であれば100GBもあれば無制限とほぼ変わりません。
ロケモバWi-Fiも銀行振込、クレジットカード払い、コンビニ払いに対応しており、法人には嬉しいです。
法人向けのポケット型Wi-fiは、個人向けとほとんど変わりませんが、以下のような点に気をつけましょう。
このような点から考えて、一番のおすすめはロケモバWi-Fiです。
「ルータ無償レンタル」「100GB/2,838円」など、良心的な予算設計のポケットWiFiです。
ぜひロケモバWi-Fiのページをチェックしてみてくださいね。